遺品整理はいつからする?
遺品整理とはお亡くなりになられた方が生前に使っていたものを遺族の方が整理することをいいます。
そのタイミングとしては、一概にこの時期でなければならないという決まりまございません。
親族や身内が亡くなって、故人の方の遺品整理をする機会は、何回もあるわけではありません。そのために、いざ自分が片付けをやることになったら、大概の方は何から始めればいいのかよくわからず、現金や貴重品、銀行通帳、印鑑といったものを発見した後に、とりあえず衣類を袋に詰める作業を行いますが、作業が進むにつれて積む場所もいっぱいになり、一日が終わってしまいます。
遺品整理と不用品整理の違いについて
遺品整理とは
故人が亡くなって、その人が生前に使っていた衣類や、日用品、趣味の道具などを整理することです。
不用品整理とは
遺品整理とは若干違い、親族や身内の方でもただ単に「不用品」として処分してくださいと言われるもので、思い出も価値もない「処分品」として整理することです。
遺品整理の目安の時期
四十九日を終えた後
一般的には四十九日を一つの区切りとして故人の方の遺品整理を始めるタイミングとされているのが基本的な考え方と思われます。
このタイミングで、親族がある程度まとまって集まることが多いので、遺品整理や不動産の事も協議できることが多いようです。
親族がある程度の方向性を話し合うことが大切ですので、相続人様が数人いる場合には、一人で決めて遺品整理を始めるのは相続人間でのトラブルの原因となります。
相続税が発生する前
生前に、家族間での話合いで、「遺言書」を残すことも大切です。そのことにより、相続財産の分割協議がまとまりやすく、相続税の納税が必要な場合には、不動産を処分して納税の準備をすることも必要となってきます。
様々な手続きが終了した後
各所手続きや銀行口座の凍結手続き、施設に入っていた時にはその施設の精算、お寺さんの手続き等様々な手続きが多く、時間も結構かかってしまいます。
そのような手続きを終えて、家の片付けを始めようとしても、実家から電車で約1時間とか車で40分以上かかるとかで、片付けに行く時間だけでも往復2時間ほどかかってしまいます。
そして、家の片づけを行っていても袋詰めした処分品は当日町内の回収日や時間がずれていて処分しきれずに、また来た時に処分しようとかで時間だけが過ぎていくことが多いです。
遺品整理の方法・流れ
1.自分たちで行う
故人の思い出を感じながら、丁寧に仕分けすることができて費用も抑えることができます。
その分、手間と時間が必要となってきますので、その間に故人との悲しみが深まってしまい、時間がかかってしまう事がデメリットとして考えられます。
遺品整理のポイントとは?
弊社のように「遺品整理士」の資格を持ち、各種手続きまでを遺品整理のプロに任せることも身内の方のお困りごとに、安心して任せられることで、時間と労力を使うことなく片付けが終わるというメリットがあります
その反面、デメリットとして、「費用がかかる」「第三者が入ることで、相続関係にトラブルが発生する可能性がある」ことがあげられます。
リレーションシップの特徴としては、できるだけ買取品として取り扱い、そしてリユースできるものは介護施設や貿易商品として輸出するようにして、SDGSでの取り組みに少しでも役立てるように「遺品整理」に取り組んでいます。
まとめ
本日は遺品整理について記事を書かせていただきました。
遺品整理は自分の気持ちの整理がついたときに行っていただければと思います。
リレーションシップでは遺品整理・不用品整理・残置物撤去、空き家相続など幅広く対応可能です。